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これが分かればボードゲーマー?ボドゲ用語トップ3

ボードゲームの専門用語多すぎ

ボードゲーム初めてと仰る方と、ボードゲームに詳しい方と相席頂いたことがありまして。その時、初プレイの方が聞いて「?」となるボードゲーム用語をサラッと話しながらプレイされる方をお見受けしたことがあるんです。
もちろん効率や分かりやすさなどを追求した結果なんでしょうが、以前ボドゲ初体験の友人から「少しだけ疎外感を感じてしまった」って相談を受けたことも実際ありまして。

なので、今回はあんまりボードゲームカフェに行った事がない方や、ボードゲームを遊び慣れていない方に対して、「これちゃんと説明すべきだよ!」という用語トップ3をご紹介します。
逆に初心者の方は、これを見ていれば困ることは8割なくなりますので、よければご一読ください。

3位 「インスト」

ゲームを始める前によく起きる出来事ですが、初心者の方と遊ぶ際「インスト簡単なゲームのほうがいいですか?」と気軽に聞いてしまいます。
インストとはルール説明のことで、インストラクションから来ているようです。まず「インストとは何か」というインストをする(使い方違う)か、いっそ言い換えて「ルールが簡単なもので遊びますか?」と分かりやすく伝えるといいかもしれません。

2位 「トークン」等の呼び方

インスト  ルール説明をする際、よく「これが○○トークンです」と言う事があります。「トークン」、日常生活では聞かない名称ですよね。ボードゲームの中では、カードやボード以外の駒やチップが「トークン」と呼ばれています。
単位は「数字+トークン名」とかになりがち。ラクダの形をしたトークンを5つ持ってたら5ラクダ(ごらくだ)とか。
お金に関して、単位は金と呼ばれがち。「かね」とは読まず「きん」と呼び、1金(いちきん)、5金(ごきん)などとカウントしていきます。
「10金払って5ラクダと交換する」という感じで使われてます。

1位 ゲーマーじゃんけん

そう、これ。
これを書きたくてこのコラムを書き始めたといっても過言ではない。
それほど気になっていたんです。

例えば6人集まってじゃんけんをしました。
【A「グー」B「チョキ」C「パー」D「パー」E「パー」F「パー」】
こうなったとき。

 A「(グーチョキパー3種類とも出てるからあいこかな?)」
 B「Aさんがスタピー(スタートプレイヤー)か」
 A「…えっ」
 C「そうだね、んじゃAさんから時計回りに始めようか」
 A「?????? は、はい」

という流れをよく見ます。
正直、ゲームに支障を来すほどの違和感ではないです。
でも、壁を感じてなんだか少しだけ悲しくなります。
…過去に私も悲しくなったことがあります。
このじゃんけん、言葉で説明すると

  1. 出ている数が一番多い手は負け
  2. 同数で残った少数派の手で勝ち負けを決める

というルールなんです。
さっきの例でいえば、

  1. グー1人、チョキ1人、パー4人なのでパーは負け。
  2. AのグーとBのチョキを比べて、Aの勝ち。

という流れなんです。
ちなみに「グー1人、パー3人」という状況でも、少数派のグーの勝ちとなるということです。普通のじゃんけんしか知らないと、少し違和感ありますよね。
説明はすごく簡単だし、大人数でもすぐに一人を選抜できる革新的なじゃんけんであることは間違いないんです。ですが…そのじゃんけんが広まった結果として「知っているだろう」という前提で進めてしまう方を頻繁にみるようになって。

ゲーマーじゃんけんをするときはまずそれについて軽くインスト ルール説明しましょうね!

最初から最後まで楽しく遊んでいただきたい

ボードゲームを遊び慣れている方は、ボードゲームの楽しさを十分ご存知な方々だと思っています。かくいう私もボードゲームが大好きで店長をすることになった身なので、非常にわかります。
そんな遊び慣れた方だけではなく、初心者の方でも違和感なく入り込んでもらい、ボドゲ人口を増やしていきたいなと常々思います。

もっともっとボードゲームを楽しめる人が増えますように!