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惨劇RoopeRの世界へようこそ

こんにちは、惨劇RoopeR大好き店長の京地です。

創造作品の中に「ループ物」というジャンルがあります。
通常、時間は不可逆的なものですが、このループ物は
【ある一定条件を満たせなかった場合、過去に遡ってやり直す】
という、未来へ進むことを目的としたジャンルです。
なんともSFチックですね。
ある時は救いたい少女のために魔法を使って戻ったり。
ある時は死んだ幼馴染のために過去に戻ったり。
「お前タイムリープしてね?」と言われてみたり。

そんなシュタゲったり、まどマギったりするゲーム、惨劇RoopeR。
店長である私が、一番好きなゲームと推して止まないゲームです。
しかし友人に話してみると「難しそうで手が出ない」と言われます。
とんでもない。
と ん で も な い 。
勿 体 な い !

このゲームの魅力は、なんといっても。

「ゲームのルールは分かるけど、どういうこと?」を解いていくところ。

ルールは意外と分かりやすいんです。
ただしやってみると難しい。
少しずつ紐解いていく興奮と、1日目に戻される絶望。
この思考の迷路にのめりこむために押さえておくポイント。
たったの6つです。
これさえわかれば、今後の惨劇RoopeR会にもご参加していただけます。

1.何を使って遊ぶの?

都市、病院、神社、学校と書かれたボード4枚に、登場人物が並んでいます。
登場人物達には、それぞれ職業と、主人公が仲良くなった場合の能力が記載されています。
仲の良さは友好度を表す<友好カウンター>で数値化します。
しかし、不安度を示す<不安カウンター>や、<暗躍カウンター>といった不吉な名称のチップも使用します。

2.どんなゲームなの?

このゲームは、脚本家1人に対して主人公3人で戦うチーム対抗戦です。
ゲームが始まる前に、主人公側には脚本家から、以下情報を告げられます。

  • 今回の設定日数
  • 事件が起きる日
  • 使用できるループ数(残機)

例)
「今回は、6日間行を過ごしてもらいます。
3日目に殺人、4日目は病院で事件が、6日目に犯人が自殺してしまいます。
ループ数は3回です。頑張ってください♪」

この話から、ざっくりとゲームの動きや流れを大まかに考察することができます。
また、登場人物には裏の顔=<役職>というものが存在します。

3.何をしたらクリアなの?

主人公には以下のような明確な敗北条件が存在します。

  1. 事件の犯人に殺される
  2. 登場人物の裏の顔に殺される
  3. すでに負けるための伏線が張られている

主人公はこれらの敗北条件を避け、ループを打破した未来の明日に到達すれば勝利です。
ループしてしまう運命を超え、来たるべき明日をしっかりと迎えましょう。

4.事件は必ず起きてしまうの?

事件が起きるには以下2点の条件が必要です。

  • その日、事件が起きる日であること。
  • その日の犯人が生きており、且つ<不安臨界>を満たす不安を抱えていること

<不安臨界>というのは、その人が耐えられる不安の数値です。
また事件が1つの世界に複数ある場合、それぞれ違う犯人が用意されています。

例)脚本家に【3日目の殺人事件の犯人は男子学生だ】と定められていたら?
3日以外に男子学生が臨界値を超える不安を抱えていても、何も起きません。
→3日目に男子学生以外が臨界値を超える不安を抱えていても、何も起きません。

5.ゲームはどんな流れで進むの?

①行動解決フェイズ
まず登場人物3人に脚本家側が様々な行動をしかけ、
それを追って主人公たちも、任意の登場人物3人にモーションを仕掛けます。
脚本家側は登場人物の不安を煽ったり…。
主人公側は登場人物と友好度を高くして力を借りたり…。

②能力使用フェイズ
以下の順に能力使用を行使します。
・脚本家→登場人物の<役職>の能力を使う
・主人公→友好的となった登場人物の能力を使う

③事件フェイズ
項目4で出てきた事件が起きる条件が見されていた場合、事件が起きます。

④ターン終了フェイズ
この時、<役職>によっては何かイベントを起こす人物がいるかもしれません。

⑤(最終日のみ)ループ終了フェイズ
主人公側がこの時点で敗北条件を満たしていなければ主人公の勝利です。
ただ項目3の③「負けるための伏線」が張られていた場合、
1日目にループされてしまい、敗北と見なされます。

6.ルールはそれだけ?

いいえ、このゲームというよりこの世界に大きなルールが追加されます。
ルールX、ルールYというそれぞれの世界のしきたりです。
こちらに関しては、ご来店いただいた際に詳しくお話いたします。


いかがでしょうか、拙い文章ではありますが魅力は伝わりましたか?

途中端折ったのは決して手抜きではありません。
断じて。
ご来店いただいた際は、もちろん丁寧にルールの説明いたしますので、
初心者の方も是非触れてください。